GM-10放射線計:仕様&性能諸元
Size: 4.25 by 2.6 by 1.2 inches (108 by 66 by 30 mm)
Weight: 3.6 ounces (102 grams)
Window: Mica, 1.75 mg/cm2
0.36 inch / 9.1 mm diameter
Radiation detected:
Alpha - Above 3 MeV
Beta - Above 50 keV
Gamma / X-Ray - Above 7 keV
Power requirements: Self powered from computer
Computer Hardware Requirements:
USB version - USB port
Serial versions - One available serial port
Computer Software Requirements:
Windows 95/98/2000/NT
Macintosh MacOS 7.6 to 9.2, OSX 10.1.2 or later
(USB runs in Classic under MacOSX)
Software Features:
Ability to store data to disk for further analysis
Built in graphing
User selectable integration times
Built in statistics package
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放射線計測環境について
米国製GM-10放射線計を室内に設置して、測定しております。
従って、計測結果は個人宅室内での放射線数値を示します。
しかし、生活環境における放射線測定も、意義はあると思います。
測定は、5分間隔で行い、1日分(288点)の計測結果をグラフ表示しています。
本測定器はセンサーに小型ガイガーミューラー計数管を使用しています。
従って、計測結果の単位はCPMなのですが、知名度が高いμSV/hrに換算しグラフ表示しております。
重要
但し、CPM(Count Per Minute)からシーベルト(Sv)への変換は、容易には出来ません。
そこで、この測定器が有する性能と一般的な測定環境から算出した近似係数を用いて換算表示しております。
コバルト 60では、108CPM≒1μSv/hr
セシウム137では、120CPM≒1μSv/hr
 BlackCatSystems社の説明(ここをクリック) 
 ご参考:全国の自然放射線量(年間値) 
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 マイクロシーベルト(μSv)表示法について 
放射線の種類やエネルギーが異なると、吸収線量が同じでも人体への影響は異なることが知られています。この為、1977年のICRP勧告で、放射線の人体への影響を表す量として、線量当量=吸収線量x線量係数(シーベルト)が定義されました。しかし現在では、1990年のICRP勧告で、線量当量の計算方法について、さらに厳密に定義され、名称も、等価線量(equivalent dose HT,R=WR・DT,R)と呼び直されております。本計測システムでは、この等価線量(マイクロシーベルト:uSv)での表示方法を採用しております。しかし、ガイガーミューラ管式放射線計による単純計測結果はCPM(Count Per Minute)であり、これから前述の等価線量(≒線量当量)を求めるには、放射性物質などについても分析し、それぞれ対応するする線量係数を加味した演算をしなければなりません。本計測ではコバルト 60とセシウム137の場合の換算結果を基にCPMからuSvに変換表示すると言う単純変換法を用いております。従いまして、精度としてはやや落ちるのですが、分りやすい単位での表示として価値はあると考えます。この様な表示法ですが、ご評価頂ければ幸いです。
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